目次
県内の費用は中央値を中心に見ます。中央値とは、金額順に並べたときの真ん中あたりの数字です。
この記事で使っている長崎県の先輩施主データ
長崎県の10人の実例は、大村市3人、長崎市3人、諫早市2人、佐世保市1人などにあります。実際に建てた会社は9社で、ハウスメーカー3人、工務店・地域ビルダー7人。同じ県内でも、土地を買うかどうか、会社の種類によって費用の意味が変わります。
| 項目 | 長崎県の実例 |
|---|---|
| 先輩施主データ | 10人 |
| 建てた会社 | 9社 |
| ハウスメーカー / 工務店・地域ビルダー | 3人 / 7人 |
| 土地購入あり / なし | 10人 / 0人 |
| 月々返済額の回答 | 10人 |
- ハウスメーカー3 (30%)
- 工務店・地域ビルダー7 (70%)
市区郡と建てた会社の分布
実例がある市区郡は大村市(3人)、長崎市(3人)、諫早市(2人)、佐世保市(1人)、島原市(1人)などです。建てた会社には積水ハウス、アース建築、ウィズホーム、コンフォートハウス、スウェーデンハウスなどが登場します。検索で見つけた会社から順に決めたとは限らず、実際には資料請求、見学、紹介、土地探しを行き来しています。
最初は子連れ向けのイベントをしている住宅展示場で5社見学し、そのうち3社(ダイワハウス、ミサワホーム、パナソニックホーム)は他のモデルハウスや建売住宅にも足を運びましたが予算が厳しく見送りました。 展示場以外のメーカーや工務店はホームページやSNSで情報収集をし、8社ほどモデルハウスや完成見学会などに行きました。 実際に打ち合わせまで進んだのは、地元工務店の高瀬建設、大誠ハウス、コンフォートハウスと、友人から紹介を受けたスウェーデンハウスです。
長崎県では、どんな人が注文住宅を建てている?
家族構成は夫婦+子供1人4人、夫婦+子供2人2人、夫婦のみ2人、単身1人、夫婦+子供3人以上1人です。年齢は29〜37歳(10人回答)、世帯年収は458〜1,000万円(10人回答)。これは家を建てた人たちの条件であり、この年収が必要という意味ではありません。この人数から一般的な購入層を決めつけず、それぞれの暮らしの条件と合わせて読んでください。
家づくりを考え始めたきっかけ
実例に多いきっかけ
きっかけの分類では子育て環境3人、住環境の改善2人、妊娠・出産2人、家賃・住宅補助の見直し1人、結婚・住み替え1人、理想の暮らし・こだわり1人でした。分類が同じでも、本人が抱えていた悩みや優先順位は異なります。次の声では、何を変えたくて注文住宅へ進んだのかが見えます。
地元を離れて東京で仕事をしていましたが、両親の高齢化に伴い将来のことを見据えて親との同居前提でUターンすることを決意しました。その際、当時の両親が暮らしている住まいでは両親はもちろん、自分自身の老後の暮らしにおいても不便さが多いと感じ、ライフステージが変化しても安心して住み続けられる住まいを選びたいと考え、決断しました。また、ペットがいるため、ペット可のマンションは少なく戸建て一択でした。建売か注文よりも実家の近くに建てることを優先にしたかったので、立地で決めました。
会社選びはどのように進んだ?
情報収集から契約まで
どの会社にするかは、価格表だけでは決まりません。長崎県の回答には、展示場や資料請求から始める人も、土地を探しながら建築会社を絞る人もいます。下の実例では、比較を進める順番と、最後に何が決め手になったかに注目してください。
2020年秋頃から展示場やモデルハウスの見学、土地情報の検索を始め、沢山のメーカーを見ている中で、2021年2月に初めてコンフォートハウスのモデルハウスを見学して、それまでに見学してきたどの会社よりも私たちの理想に近いのではと思いました。 その後建築条件付き土地の紹介を受けプランを立ててもらいましたが、近隣環境の面で不安があり決めきれず、他のメーカーと同時並行で打ち合わせをし比較していました。 その後2021年4月に良い土地に出会うことができ、間取りの打ち合わせを4回ほど重ねて、予算内で理想の間取りが建てられると確信を得てから契約に至りました。
見積もりと比較した会社
建てた会社は9社ですが、相談・見積もりの候補はそれより広がります。価格に差が出た理由だけでなく、提案の自由度、土地探し、担当者とのやり取りも比較材料です。
住みたい町がすでに決まっており、そのエリアで掲載されていた物件が積水ハウスであったため、同社に決めました。 見積金額については全体的に高めと感じ、特に土地代は事前に高いと聞いてましたが、金額を見ると改めて悩んみました。しかし、将来的に売却する可能性も視野に入れた際、利便性が高く中心地に近い立地であることから、売れやすい土地であると判断し、許容できると考えました。 メーカーからの提案については、コストを極力抑えつつシンプルな暮らしができる構造にしたいという希望を伝えていたため、その意向を踏まえた設計をしていただきました。具体的には、廊下幅やドアの数を最小限にするなど、無駄を省いた提案をしてもらいました。 また、営業担当者は一般論にとどまらず、両親とペットと暮らす実際の生活に寄り添った助言をしてくださり、設計士からの専門的な説明についても、分かりやすく噛み砕いて説明し直してくれるなど、常に購入者側の立場に立って進めてくれた点が印象に残っています。
ハウスメーカーと工務店・地域ビルダーは、選ばれ方がどう違う?
ハウスメーカーで建てたケース
今回の10人のうち3人がハウスメーカーで建てています。次の声からは、会社名だけでなく、担当者や仕様、性能、提案の何を評価したのかを読み取れます。
最優先は「住みたい町に住むこと」でしたので、ハウスメーカーに特別なこだわりはありませんでした。結果的に積水ハウスの物件となりましたが、建物の構造が頑丈に造られている点に加え、完成後も定期的なメンテナンスや保証制度が整っており、相談すれば担当者が窓口となって対応を進めてくれる体制があることに安心感を持ちました。 家主が個別に各所へ連絡する必要がなく、窓口が一本化されている点は、実際に住んだ後の大きなメリットであり、結果として積水ハウスを選んで良かったと感じています。 担当した営業の方も、わかりやすく説明されました。両親やペットと一緒に暮らすイメージでの説明をしてくれたので、一般論だけではなく生活に寄り添った考え方でした。
工務店・地域ビルダーで建てたケース
工務店・地域ビルダーで建てた人は7人。積水ハウス、アース建築、ウィズホーム、コンフォートハウス、スウェーデンハウス、タマホームなどが登場します。同じ「工務店」でも会社によって提案や価格の出し方は違うため、実例の選択理由をそのまま比較したいところです。
老後のことや子供たちの安全を考えて平屋にしたいと考えていたので、平屋を売りにしているコンフォートハウスに惹かれました。 そして複数のメーカーを比較する中で、トリプルサッシ、ハイドア、トリプルワイドキッチン、無垢床、エコカラット等々、標準仕様のグレードが高いにもかかわらず坪単価は55万程と比較的抑えられている点に魅力を感じました。 また、吹き抜けや中庭等のオプションをつける場合にも「一畳あたり〇万円追加」と明確な提示があったので予算内で理想的な家づくりを進められると感じたのがコンフォートハウスを選んだ決め手でした。 土地も自由だったので、自分たちで子どもや夫の通勤・通学時の安全性や災害時の影響等を考慮しながら予算内で土地探しをする事が出来ました。
長崎県の注文住宅の費用・坪単価・月々返済額
費用と坪単価は必ず一緒に確認します。建物坪単価は建物費用を延床面積の坪数で割った値です。総費用には土地代が入る実例と入らない実例があるため、比較するときは土地購入の有無を揃えてください。
| 項目 | 中央値 | 回答数 |
|---|---|---|
| 総費用 | 4,150万円 | 10人 |
| 建物費用 | 2,950万円 | 10人 |
| 建物坪単価 | 89.9万円/坪 | 10人 |
| 土地費用(土地購入あり) | 1,000万円 | 10人 |
| 月々返済額 | 10.1万円/月 | 10人 |
| 元々の家賃 | 6万円/月 | 9人 |
総費用・建物費用・坪単価
建物費用の中央値は2,950万円、建物坪単価の中央値は89.9万円/坪です。坪単価だけで比べると、延床面積、標準仕様、外構・諸費用の含み方を見落とすことがあります。実際にどこで予算との差が出たかを、見積もりのコメントと合わせて見ます。
コンフォートハウスは標準仕様のグレードが高いので、設備面でのオプションは大きくかからず、また壁紙や吹き抜け、タイルデッキなど追加する場合にも「一畳につき〇万円の追加」と具体的な提示があったので予算の想定はつきやすかったです。 営業担当から補助金の説明があったものの、実際には申請期間が終了していて、金額的な影響が大きく泣く泣く間取りを一部変更しなければならないというトラブルはありました。
土地購入あり・なしで総費用を分けて見る
土地を購入したのは10人、購入しなかったのは0人です。総費用の中央値は土地購入あり4,150万円、なし回答なし万円ですが、それぞれ10件・0件の実例に限ります。土地条件と建物の選び方が絡むため、金額だけを横並びにしないことが大切です。
スウェーデンハウスで家づくりをすると決めてから、営業の方が探してくださった土地を見学に行きました。1日3~4件見せて頂く流れで2日間、合計7か所ほど案内していただき、その中で見晴らしはすごくいいけど、造成されていないことで誰も購入に至っていなかった雑草だらけの畑の跡地あり、そこを購入することに決めました。 土地探しを始めて決定するまで2週間ほどでした。
月々返済額・元の家賃と住宅ローン
月々返済額は中央値10.1万円/月(10人回答)です。元々の家賃は中央値6万円/月でした。ただしボーナス返済、借入額、ローン期間、光熱費や固定資産税などで負担感は変わります。
金融機関・ローンは工務店側が進めてきたローンをそのまま採用した。 借入額は限度額。 固定金利 家賃補助は無し 在住の県では需要がかなりある仕事をしているため、収入は安定している。 しかし早期返済を考えているためクラウドワークスの副業を考えている。
建てた後の満足点・後悔点
住んでみて良かった点
満足度の回答は満足度5が5人、満足度4が5人です。点数だけでは、何に満足したのかは分かりません。住み心地や間取り、設備への評価を、建てた後の言葉で確認します。
気に入った地域で周りも静かでよかったと思う。後寝室を1階に変更してもらって子供部屋を2階にしてもらった点は1階で全て完結できるため階段の登り降りも少なく気に入っている。空調管理をしっかりしてもらい住みやすい、リビングが吹き抜けになっており光もすごく入って気持ちがいい。
後悔した点・住んでから気づいたこと
満足度が高い回答にも、住んでからの気づきや、先に確かめておきたかった点があります。ウィズホームで建てた人の声です。
悪かった点 お風呂及び、ランドリールームが若干狭かった。 何もつけていない状態のお風呂の広さは十分と感じていたが、ディスペンサーなどを後付けした分が飛び出てくるため、その分狭くなった。 全て部屋干し(ランドリールーム内)のためランドリールームをもう少し広くすればよかった。 比較対象がないため自分の家だけがそうなのかは分からないが、先ほどいい点にあげた基礎高が1.5mもあるため冬は足元がかなり冷える
長崎県で注文住宅会社を選ぶときの見方
この10人の実例から分かるのは、会社選びが「ハウスメーカーか工務店か」の二択だけでは終わらないことです。建物費用と坪単価、土地を含めた総費用、月々返済額を同じ条件で見たうえで、土地探しへの対応、担当者の提案、性能・間取り、住んでからの満足度まで確かめると、自分に合う候補を絞りやすくなります。
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