目次
県内の費用は中央値を中心に見ます。中央値とは、金額順に並べたときの真ん中あたりの数字です。
この記事で使っている奈良県の先輩施主データ
奈良県の10人の実例は、奈良市3人、橿原市2人、生駒市2人、田原本町1人にあります。実際に建てた会社は6社で、ハウスメーカー7人、工務店・地域ビルダー3人。同じ県内でも、土地を買うかどうか、会社の種類によって費用の意味が変わります。
| 項目 | 奈良県の実例 |
|---|---|
| 先輩施主データ | 10人 |
| 建てた会社 | 6社 |
| ハウスメーカー / 工務店・地域ビルダー | 7人 / 3人 |
| 土地購入あり / なし | 10人 / 0人 |
| 月々返済額の回答 | 8人 |
- ハウスメーカー7 (70%)
- 工務店・地域ビルダー3 (30%)
市区郡と建てた会社の分布
実例がある市区郡は奈良市(3人)、橿原市(2人)、生駒市(2人)、田原本町(1人)、王寺町(1人)、桜井市(1人)です。建てた会社には一条工務店、住友林業、イシンホーム、THE HOUSE(ザ・ハウス)、ヤマト住建などが登場します。検索で見つけた会社から順に決めたとは限らず、実際には資料請求、見学、紹介、土地探しを行き来しています。
最初は一条工務店で契約直前までいったが、最後の見積りで6000万円となり、自分なりの予算上、多くても5000万円以内にしたくて再度工務店を探した。最終イシンホームにしたのは、職場の知り合いが建てており、地元密着型の工務店ということと予算内だったこともあり、決めた。
奈良県では、どんな人が注文住宅を建てている?
家族構成は夫婦+子供1人4人、夫婦のみ3人、夫婦+子供2人2人、単身(婚約中)1人です。年齢は26〜41歳(10人回答)、世帯年収は540〜1,300万円(10人回答)。これは家を建てた人たちの条件であり、この年収が必要という意味ではありません。この人数から一般的な購入層を決めつけず、それぞれの暮らしの条件と合わせて読んでください。
家づくりを考え始めたきっかけ
実例に多いきっかけ
きっかけの分類では家賃・住宅補助の見直し3人、結婚・住み替え2人、妊娠・出産2人、土地・実家まわりの事情1人でした。分類が同じでも、本人が抱えていた悩みや優先順位は異なります。次の声では、何を変えたくて注文住宅へ進んだのかが見えます。
子供が小学生になるタイミングで家を検討しました。家を購入前は、栃木県に住んでおりお互い奈良県出身であることが検討のきっかけです。消費税増税やコストが上がっていたのが懸念だったので、急ぐ気持ちはありました。
会社選びはどのように進んだ?
情報収集から契約まで
どの会社にするかは、価格表だけでは決まりません。奈良県の回答には、展示場や資料請求から始める人も、土地を探しながら建築会社を絞る人もいます。下の実例では、比較を進める順番と、最後に何が決め手になったかに注目してください。
元々は妻の実家から使っていない家を譲ってもらい、その建て替えで一条工務店にお願いしようと思っていましたが、狭小地ということもあり結局土地も探し直すことになりました。この間だけでも2か月程かかっており、実際に土地選ぶのも2か月以上かかっていたので検討開始からだと4、5か月はかかったかもしれません
見積もりと比較した会社
建てた会社は6社ですが、相談・見積もりの候補はそれより広がります。価格に差が出た理由だけでなく、提案の自由度、土地探し、担当者とのやり取りも比較材料です。この回答者は住友林業で建てています。
・トヨタホーム:営業の若い女性の方は一生懸命でしたが、上司が適当でした。 ・パナソニックホーム:営業の方は本当に丁寧、誠意もありましたが内装のグレード?だったかでお断りだったと思います。 ・アキュラホーム:私・妻共に安い建物のイメージが強かった為却下。
ハウスメーカーと工務店・地域ビルダーは、選ばれ方がどう違う?
ハウスメーカーで建てたケース
今回の10人のうち7人がハウスメーカーで建てています。採用した会社は一条工務店、住友林業、タマホームなど。次の声からは、会社名だけでなく、担当者や仕様、性能、提案の何を評価したのかを読み取れます。
決め手は値段と営業担当者が頼りがいのある方だったから。値段は他のメーカーと比べて断然安かった。営業担当も押し売りっていう感じではなくて、親身になって相談に乗ってくれた。まだ契約にも至っていない段階でも何度も打ち合わせを設けてくれたりした。
工務店・地域ビルダーで建てたケース
工務店・地域ビルダーで建てた人は3人。イシンホーム、THE HOUSE(ザ・ハウス)、ヤマト住建などが登場します。同じ「工務店」でも会社によって提案や価格の出し方は違うため、実例の選択理由をそのまま比較したいところです。
営業の違いとしては、施主目線か営業目線かです。アイ工務店は何か偉そうな営業だったので営業を交代してもらうまでしましたが、最終的にオプションのプレゼントで屋上を付けてくれたのが決め手でヤマト住建へ決定しました。
奈良県の注文住宅の費用・坪単価・月々返済額
費用と坪単価は必ず一緒に確認します。建物坪単価は建物費用を延床面積の坪数で割った値です。総費用には土地代が入る実例と入らない実例があるため、比較するときは土地購入の有無を揃えてください。
| 項目 | 中央値 | 回答数 |
|---|---|---|
| 総費用 | 5,790万円 | 10人 |
| 建物費用 | 3,400万円 | 10人 |
| 建物坪単価 | 99.0万円/坪 | 10人 |
| 土地費用(土地購入あり) | 1,875万円 | 10人 |
| 月々返済額 | 13.5万円/月 | 8人 |
| 元々の家賃 | 7.7万円/月 | 9人 |
総費用・建物費用・坪単価
建物費用の中央値は3,400万円、建物坪単価の中央値は99.0万円/坪です。坪単価だけで比べると、延床面積、標準仕様、外構・諸費用の含み方を見落とすことがあります。実際にどこで予算との差が出たかを、見積もりのコメントと合わせて見ます。
予算は4〜5000万円くらいで考えていました。700万円くらいオーバーしていますが、今後数十年住む家なので、あの時の収入見合いで妥協してしまったと後悔しても取り返しつかないですからね。
土地購入あり・なしで総費用を分けて見る
土地を購入したのは10人、購入しなかったのは0人です。この10人の中では土地購入ありの実例が中心です。土地条件と建物の選び方が絡むため、金額だけを横並びにしないことが大切です。
関西の住みやすそうな土地を何箇所からピックアップして、一条工務店の営業担当者さんにいくつか予算内に入りそうな場所を選んでもらい、実際に現地に行って土地を見ました。最終的には妻がネットで探してきた土地に決めましたが、いくつかの候補地すべて回れて、駅やスーパーまで歩いて実際に住んだときのことを考えて検討することができたのでよかったと思います。
月々返済額・元の家賃と住宅ローン
月々返済額は中央値13.5万円/月(8人回答)です。元々の家賃は中央値7.7万円/月でした。ただしボーナス返済、借入額、ローン期間、光熱費や固定資産税などで負担感は変わります。次の声では、返済額だけでなく、ローンの組み方や毎月の負担をどう考えたかも見てください。
年収が400万円を超えると、ローンの上限額も大幅に上がるということを聞いていたので、1年待ってから再度購入を考えるか検討しましたが、当時住んでいた場所であと1年子育てをすることに非常に懸念を感じていたため、そこは妥協しました。 今考えればローンの額があがれば返済額も上がるので、ちょうどいいバランスだったと思います。
建てた後の満足点・後悔点
住んでみて良かった点
満足度の回答は満足度5が6人、満足度4が4人です。点数だけでは、何に満足したのかは分かりません。住み心地や間取り、設備への評価を、建てた後の言葉で確認します。
リビングから庭が見えるので、子どもが外で遊んでいるのを見守りながら家事ができる。 家の前に電柱があり、そこにカラスなどの鳥が止まるのでフンがたくさん降ってくる。落ち葉の掃除をしたくなかったので、自身の家は葉の落ちない気にしたが、周りの家から葉っぱや何かの実が飛んできて庭が汚れる。
後悔した点・住んでから気づいたこと
高い満足度の回答にも、住んでから気づく細かな不満や、もっと検討すればよかった点が含まれます。次の声は一条工務店で建てた人のもの。契約前に自分なら何を確認するかを考える材料になります。
お気に入りにポイント:玄関の吹き抜け(玄関を吹き抜けにすることで住宅に入った時の開放感を重視。)、後悔ポイント:吹き抜け部にサーキュレーターを設置しなかったこと(空気がまわらないため、夏場の2階が暑く、冬場の1階が寒い。)
奈良県で注文住宅会社を選ぶときの見方
この10人の実例から分かるのは、会社選びが「ハウスメーカーか工務店か」の二択だけでは終わらないことです。建物費用と坪単価、土地を含めた総費用、月々返済額を同じ条件で見たうえで、土地探しへの対応、担当者の提案、性能・間取り、住んでからの満足度まで確かめると、自分に合う候補を絞りやすくなります。
奈良県の注文住宅実例を見る
家族構成、土地購入の有無、建てた会社、費用・坪単価・月々返済額が自分に近い実例から、元の体験談を直接見てみてください。